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 男女格差(ジェンダーギャップ)の大きさを国別に順位付けした世界経済フォーラムの今年の報告書で、日本は過去最低の「114位」。特に格差が顕著だったのは政治分野だった。この順位をどう受け止めるか。3選をめざした10月の衆院選新潟4区で落選した、前衆院議員の金子恵美氏(39)に聞いた。

 ――議員活動の中で、女性であることの壁、やりにくさを感じたことは。

 それはたくさんあります。妊娠、出産、子育てと、1人の女性としてのライフステージが、議員生活では当たり前ではありませんでした。党内からは「妊娠するタイミングも分からないのか」と言われました。何も言い返せませんでした。おそらく、衆院はいつ解散するか分からないから、万が一おなかが大きかったらどうするんだ、ということなのだと思います。

 でも、それを言われてしまうと議員にすらなれない。私には、1人の女性として、1人の人間としての生き方の中に、当然ある期間だと思っていました。それを認められていないんだなと、この言葉一つをとっても感じました。