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何故に東芝・三菱自動車・日産・神戸製鋼のエリート東京大学の卒業生の幹部が不祥事を起こすのか?現場とかけ離れている

大企業では権力の階段を上るために熾烈な競争が行われていて、生産現場出身で社長になる事はまずありません。

大企業になるほど出身大学や派閥が重視され、東大出の人は工場で部品を組み立てたりしないからです。本社で出世する人と工場で生産する人には意思疎通も交流もなく、互いが何をやっているのかも知りません。工場と本社は多くの企業で敵対関係になります。

工場と本社は相手に隠し事をするようになり、相手にばれないように「ちょっとした悪事」を積み重ねます。問題点を上司に報告しても、怒られるだけで解決策を出してくれる訳ではないので、自分たちだけで解決しようとします。東芝の歴代社長を見ると、自ら事業を起こした起業家は1人もおらず、社内で権力闘争を勝ち抜いて社長になったパターンが多い。熾烈な権力闘争を勝ち抜くため、ライバル達より目覚しい業績を上げるため、ノルマ主義や業績改ざん、損失隠蔽が幅を利かせた。

2017年10月17日09:00

 

以下記事転載

「ほうれんそう」が東芝、神鋼を作った

http://www.thutmosev.com/archives/73123409.html

 

カテゴリ

雇用・企業・消費

経営者は目標を現場に押し付け、現場は経営者が喜ぶ事だけを報告する

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不祥事企業の特徴
東芝三菱自動車、日産、神戸製鋼と企業不祥事が続いていて、経営幹部が不都合な資料を隠蔽していたといわれています。
これらの不祥事はほとんど同じパターンで繰り返されていて、まず社長や幹部が無理な目標を設定します。
日産は生産1000万台、三菱はリコール隠しからの回復、東芝は業績回復、神戸製鋼も高い目標を掲げていました。
ところが幹部達は遠大な目標を掲げるだけで、具体的には工場など現場に「さっさとやれ」と怒鳴っていただけでした。
生産現場では不可能な目標を達成するために「手抜き」をして低コスト化して生産量を増やします。
これらの企業の社長や幹部は現場経験がない人がほとんどなので、工場で何をしているのか知りません。
経営責任者は異口同音に「まったく知らなかった」と言っていますが、本当だとしたら生産現場について何も把握していなかった事になります。
こうした大企業では権力の階段を上るために熾烈な競争が行われていて、生産現場出身で社長になる事はまずありません。
大企業になるほど出身大学や派閥が重視され、東大出の人は工場で部品を組み立てたりしないからです。
本社で出世する人と工場で生産する人には意思疎通も交流もなく、互いが何をやっているのかも知りません。
本社は目標を押し付けたり経費削減を要求したり、リストラを指示してくるので、工場と本社は多くの企業で敵対関係になります。
工場と本社は相手に隠し事をするようになり、相手にばれないように「ちょっとした悪事」を積み重ねます。
ほうれんそうの悪癖
ちょっとした悪事はどんどん大事になっていき、東芝では数千億円の債務を平気で隠して、自分の業績を誇示するようになりました。
日産はカルロスゴーンが1000万台生産を指示した結果、工場は低コストで目標を達成するために、独自の合理化をしていました。

神戸製鋼は会社ぐるみで強度データを改ざんしていて、これも工場が無茶な目標を押し付けられた結果でしょう。
くわえて事態を悪化させたのは、日本企業が熱を入れていた「ほうれんそう」で報告、連絡、相談の事です。

くだらない事でも「報告、連絡、相談」で意思の疎通を図った結果、みんなが仲良しグループになり、不正を批判する人は居なくなりました。
どの企業にも不正をチェックする役割の人が居たはずですが、仲良しグループになってしまい、不正に目をつぶっていました。
仲間や友人がやっている不正を暴いて、その人を貶めるのが仕事なのに、友人関係や仲間意識を優先させる集団になっていました。
一部上場のある工場では、「ほうれんそう」を口やかましく言っていたが、その企業の製品は故障が相次ぎ欠陥だらけでした。
なぜかというと現場の人は「上司が望む事だけ」を報告し、上司に怒られるような事は報告していなかったからです。
上司が怒り出すような現場の問題は放置して見なかった事にし、上司が喜ぶような事だけ「ほうれんそう」していました。

問題点を上司に報告しても、怒られるだけで解決策を出してくれる訳ではないので、自分たちだけで解決しようとします。
上司は結果論だけで「だから言っただろう」のような批判をし、「ほうれんそう」をやればやるほど士気が低下します。
日産や三菱や神戸も、こういう事だったのではないでしょうか

 

シェールガス・オイルの限界 東芝はまた1兆円損失

http://www.thutmosev.com/archives/73083183.html

 

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雇用・企業・消費

IT・科学、技術、エネルギー

他は撤退や縮小したが、東芝はまたババを掴むと予想されている用:https://www.nikkei.com/content/pic/20140301/96958A9C889DE4E5E6E1E0E6E3E2E0E4E2E0E0E2E3E68A97E3E2E2E2-DSXBZO6744523026022014000001-PN1-9.jpg

シェールガス・オイルの限界
原油価格は1バレル50ドル前後の低迷が続いていて、世界の油田の多くが採算ラインギリギリとされています。
この状況を作り出したのは中国経済バブル崩壊による需要減少と、原油の生産過剰でした。2000年代には原油価格が上昇していたため、産油各国は揃って大増産し、自ら価格暴落を招きました。

        
 この状況に追い討ちを掛けたのがアメリカが開発したシェール技術で、従来採掘できなかった原油を採掘可能になりました。
シェールは既に採掘した枯れた油井で、岩盤に染み込んだ原油を水圧で粉砕して採掘します。
技術と手間を掛けているので、「井戸を掘るだけで原油が噴出する」油井よりもコスト高になります。
だがシェール技術が実用化した頃は「既に場所が分かっていて、採掘が終わった油井」だけで採掘したので、従来の原油より低コストになりました。
これが誤解を生み、「シェールオイルは従来方法より低コストだ」という偽情報が広まりました。
シェールの油井は岩盤の隙間から抽出するので、従来の油井より寿命がかなり短く、数ヶ月から数年とされています。
初期に採掘した油井が枯れると予想通り、新たな油井を掘らねばならず、シェールオイルは通常原油よりコスト高になりました。
それでも中東からタンカーで運ぶ輸送費用や港湾・備蓄費用が不要なので、アメリカで使う分には安いです。
これをどう勘違いしたのか、「シェールは安いから日本に輸入しよう」と考えたのが東芝でした。
東芝シェールガスで1兆円追加損失
2011年の福島原発事故ですべての原発が停止し、エネルギー不足懸念からシェールガスを輸入しようという機運が起きました。
東芝テキサス州LNG企業と2013年に、20年間にわたって毎年220万tのシェールガスを輸入する契約を締結しました。
東芝といえば米原発企業ウエスチングハウスを買収した際に「無制限の債務保証」をしたせいで7000億円の負債を抱えました。
一体なんで無制限の債務保証などしたのかと世間は呆れたが、シェールガスでも全く同じ事をしていました。
20年間毎年220万tのシェールガスを買うのは良いとして、市場価格ではなく固定価格で、損失は全額東芝側が負担する契約になっています。
東芝は今までガスや原油取引をした事はなく、それらは従来商社が担当していました。
大手商社はリスクが巨大すぎるとして尻込みした中で、門外漢の東芝が飛びついて、最大1兆円の損失を生む可能性があります。
原油価格が100ドル以上になれば逆に利益が出るでしょうが、20年以内に価格回復するか、誰にも分かりません。
奇怪なのは東芝の歴代社長や経営陣で、巨額債務保証や原油価格に社運を賭けるバクチ経営をしていました。東芝の歴代社長を見ると、自ら事業を起こした起業家は1人もおらず、社内で権力闘争を勝ち抜いて社長になったパターンが多い。熾烈な権力闘争を勝ち抜くため、ライバル達より目覚しい業績を上げるため、ノルマ主義や業績改ざん、損失隠蔽が幅を利かせた。
巨額損失も会計操作で隠蔽を繰り返した末、数千億円の債務保証を連発するようになった。